【研究室だより】ステロンパワーミックス®は加齢臭を抑えるかも?
テストステロン分泌促進剤として研究開発したステロンパワーミックス®ですが、その処方としてカシスが配合されています。このカシス中の成分が、テストステロンの原料となるコレステロールをミトコンドリア中に運び込むStARというタンパクを増やします。例えると、テストステロンを製造する工場に原料であるコレステロールを積んだトラックを増やす感じでしょうか。
テストステロン分泌促進剤として研究開発したステロンパワーミックス®ですが、その処方としてカシスが配合されています。このカシス中の成分が、テストステロンの原料となるコレステロールをミトコンドリア中に運び込むStARというタンパクを増やします。例えると、テストステロンを製造する工場に原料であるコレステロールを積んだトラックを増やす感じでしょうか。
25名の健常男性にステロンパワーミックス®を200mg/日、600mg/日の2群で8週間飲用し、フォローアップ4週間も加えた非ランダム化臨床試験の結果を纏めた論文が「Therapeutic Research」にアクセプトされ、2026年1月29日に刊行されました!
ステロンパワーミックス®は精巣ライディッヒ細胞由来I-10細胞ではテストステロン分泌を促すことが分かっています。また加齢雄性マウスやヒト男性が飲用することでテストステロンが上昇することも分かりました。
やってきました旭川。旭川は「ゴールデンカムイ」から旧日本陸軍第7師団(北鎮部隊)の本拠地ということを知りました。今回は9/21~22に旭川市大雪クリスタルホールで開催されました日本メンズヘルス医学会2024に共同研究先の方々と参加しまして、ステロンパワーミックス®の加齢雄性マウスでの結果について発表を行いました。
マウス精巣ライディッヒ細胞由来の 培養細胞I-10を用いてのテストステロン分泌促進する素材の探索、テストステロン分泌促進の作用機序、カシス+赤シソ+イノシトール混合物(ステロンパワーミックス®のこと)を加齢雄性マウスに2週間摂食させた実験結果を纏めた論文が「ACS Food Sciences & Technology」にアクセプトされました!
今回は3/24~27に東京農業大学世田谷キャンパスで開催されました日本農芸化学会2024年度大会に参加しまして、テストステロン分泌促進食品素材の研究成果について共同研究先と発表を行いました。初めて東京農業大を訪れたのですが、ここは日本で最も歴史のある農業系私立大学であり、そのキャンパスの佇まいも非常に重厚な印象を受けます。また農学部だけあって、キャンパスもめちゃくちゃ広いです!!(正直、都内でこれだけ広い土地だと、土地の価値も凄かろうなあ、とまず思いました)
男性更年期は加齢に伴い、テストステロン値が低下することにより生じる症候で、加齢男性性腺機能低下症(Late On-set Hypogonadism: LOH)症候群ともいいます。その症状として、下記の症候があげられます。
前回の記事で、「中高年男性を元気にする」という課題に対し、「食品でテストステロンを高める」方法で課題解決を目指すべく研究を開始、と書きましたが、小職、20年以上前は糖尿病合併症を始めとする生活習慣病の研究をやっていました。
株式会社日本薬業大阪研究所ではテストステロン分泌を研究開発しています。ここでは何回かに分けて、テストステロン分泌を促す食品素材開発について目的や用途、研究・探索方法、学会発表など書いていきます。よろしくお願いいたします。